1.はじめに
「アイドルマスター ミリオンライブ!」(以下、ミリオンライブ!)のリズムゲームである「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(以下、ミリシタ)が、2021年6月29日にめでたく4周年を迎えた。ゲーム内では4周年記念イベント真っ最中だ。
その時期に合わせて毎年恒例のファミ通ミリシタ4周年記念特集号が発売された。ファミ通の周年記念特集では、毎年、意識調査と称して様々なアンケートが実施されている。その中で、私がもっとも注目している調査結果はプロデューサーの年齢構成である。
年に一回、振り返りの貴重な機会として、年齢構成の変遷を眺めながら色々と考えをめぐらせてみたい。
2.プロデューサーの年齢構成の変遷
Table1、2に、意識調査によるプロデューサーの年齢構成の結果、およびミリシタ以外のコンテンツであるシャニマスおよびデレステとの年齢構成比較を示す。
Table1 ファミ通ミリシタ意識調査より年齢構成一覧
Table2 ミリシタ、シャニマスおよびデレステの年齢構成比較
Table1から、10代、20代の比率が減少し、30代以上の比率が増加していることが分かる。ミリオンライブ!のプロデューサーには765PRO ALLSTARSメンバーの担当プロデューサーが多く含まれていることから、Table2に示すように、他のコンテンツと比べても30代以上の構成比率が高い傾向にあるが、今回の意識調査から、その傾向がより顕著になっていることが示された。
10代、20代が減少している傾向は、コンテンツの未来を考えると少々寂しい気持ちになる。しかし、アニメ化の話も進んでいるので、アニメからミリオンライブ!に興味を持った人たちが、ミリシタでさらにその良さを知り、その結果としてプロデューサーが増えるといいな、と思っている。
また、前向きに考えればプロデューサーの高年齢化は、ミリオンライブ!と共に歳を重ねているプロデューサーが増えていることの証でもある。40代プロデューサーの一人である私も、これからもマイペースにミリオンライブ!を楽しんでいきたい。
4周年記念イベントも、思いっきり楽しみましょう♪