サブカル雑記(仮)

アイマス、ファンタジー、ドール、プラモデル、ビール、アニメなど。

ミリシタ4周年記念イベントの走り方 -私の場合-

 

1.はじめに

 先日、6/29(火)~7/11(日)の13日間で行われたミリシタ4周年記念イベントですが、今年も無事に完走できました。お疲れ様でした。

 初日、なぜかモチベが低く、見事に寝落ちしてしまい、イベント開始と同時に走り出せず、スタートダッシュに失敗……平日は基本的に6:15起床のため、まぁ、いっか……と、寝てしまった以外は順調なイベランでした。

 私は既婚、子持ち、40代の天海春香さん担当Pです。そんな私のイベランスケジュールを下記に示しておきます。どなたかの参考になれば幸いです。

 

2.平日のスケジュール

 6:15に起床し、息子さん達の朝の支度完了を見届けてから、8:30の副業開始まで走る。お昼休みに仮眠(20分程度)。副業はイベント期間中は全日在宅勤務申請し、基本的に定時上がり出来るように業務負荷調整。

 

・リフレタイム設定 8:00~16:00

・プレイ時間 7:00~8:30、18:00~20:00、22:00~0:00

 

3.休日のスケジュール

 金曜日の夜、寝る前にリフレタイム設定を0:00~8:00に変更。

 8:00起床。11:00までプレイ(休日AMの家事は嫁さん担当でお任せ)。

 11:00からお昼ご飯の準備開始。食べ終わるのが13:00頃で、買い物に出かける14:00頃までプレイ。買い物から帰ってくるのが16:00頃で、夕ご飯の準備を開始する17:30までプレイ。17:30から夕ご飯の準備を開始して、食べ終わるのが19:30頃。それから3:00頃までひたすらイベラン。ちなみに外出後、風呂掃除と同時にシャワーを浴びるので風呂には入らず。

 

・リフレタイム設定 0:00~8:00

・プレイ時間 8:00~11:00、13:00~14:00、16:00~17:30、19:30~3:00

 

4.方針

  今回のイベントは最終日が土日だったため、時速が上がることを考えて、200回分(約10時間分)の「希望のシルシ(144,000)」をキープしながら、お仕事⇔おススメ楽曲周回でシルシを集めつつ、ある程度貯まったら周年曲でpt稼ぎ。周年曲でのpt稼ぎは20回分を1セットのペースで周回してました。

 あと、周年イベントは年に一度のお祭りなので、イベント期間中、後半戦にお休みを1日取りました。

 

5.結果

 ・アイドル別ランキング:天海春香pt 2,114,833pt 67位

 

 ※ご参考までに過去の戦績も示しておきます。

<1周年>

 ・アイドル別ランキング:天海春香pt 1,014,755pt 123位

<2周年>

・アイドル別ランキング:天海春香pt 1,600,000pt 44位

<3周年>

 ・アイドル別ランキング:天海春香pt 2,479,362pt 78位

 

ミリシタPの年齢構成が気になる季節 -ファミ通「ミリシタ4周年記念特集」意識調査2021より-

 

1.はじめに

 「アイドルマスター ミリオンライブ!」(以下、ミリオンライブ!)のリズムゲームである「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(以下、ミリシタ)が、2021年6月29日にめでたく4周年を迎えた。ゲーム内では4周年記念イベント真っ最中だ。

 その時期に合わせて毎年恒例のファミ通ミリシタ4周年記念特集号が発売された。ファミ通の周年記念特集では、毎年、意識調査と称して様々なアンケートが実施されている。その中で、私がもっとも注目している調査結果はプロデューサーの年齢構成である。

 年に一回、振り返りの貴重な機会として、年齢構成の変遷を眺めながら色々と考えをめぐらせてみたい。

 

2.プロデューサーの年齢構成の変遷

 Table1、2に、意識調査によるプロデューサーの年齢構成の結果、およびミリシタ以外のコンテンツであるシャニマスおよびデレステとの年齢構成比較を示す。

 

Table1 ファミ通ミリシタ意識調査より年齢構成一覧

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Table2 ミリシタ、シャニマスおよびデレステの年齢構成比較

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 Table1から、10代、20代の比率が減少し、30代以上の比率が増加していることが分かる。ミリオンライブ!のプロデューサーには765PRO ALLSTARSメンバーの担当プロデューサーが多く含まれていることから、Table2に示すように、他のコンテンツと比べても30代以上の構成比率が高い傾向にあるが、今回の意識調査から、その傾向がより顕著になっていることが示された。

 10代、20代が減少している傾向は、コンテンツの未来を考えると少々寂しい気持ちになる。しかし、アニメ化の話も進んでいるので、アニメからミリオンライブ!に興味を持った人たちが、ミリシタでさらにその良さを知り、その結果としてプロデューサーが増えるといいな、と思っている。

 また、前向きに考えればプロデューサーの高年齢化は、ミリオンライブ!と共に歳を重ねているプロデューサーが増えていることの証でもある。40代プロデューサーの一人である私も、これからもマイペースにミリオンライブ!を楽しんでいきたい。

 

4周年記念イベントも、思いっきり楽しみましょう♪

 

ミリシタPの年齢構成が気になるお年頃 -ファミ通「ミリシタ3周年記念特集」意識調査2020より-

1.はじめに

 今年もファミ通の周年記念特集の時期になりました。ファミ通の周年特集では、毎年、意識調査と称して色々なアンケート結果が示されるが、実は毎年、とても楽しみにしている項目がある。それはプロデューサーの年齢構成だ。

 今年、四捨五入するとアラフィフになる私は、いつまでオタクをしてて良いものか?と悩むことも多く、自分の好きなコンテンツに同士がどれだけ存在しているのか?がとても気になるお年頃である。

 いよいよミリシタも、週明け6/29(月)にめでたく3周年を迎える。せっかくの機会なので、年齢構成の変遷を眺めながら色々と考えてみたい。お酒でも飲みながら楽しんでいただければ、これ幸いである。

 

2.周りが気になるお年頃

 Table1に、2018年から2020年の意識調査の結果をまとめる。年齢構成については残念ながら2019年からしかデータ開示がないので、直近2年分のデータを比較する。

 

Table1 ファミ通ミリシタ意識調査より年齢構成一覧

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 Table1より、10代の割合が-2.6%と、大きく減少していることが分かる。これは、単純に考えれば若者がミリシタに触れる機会がなく、新規加入者が減ってることを意味しており、コンテンツの継続性を考えると少々心配な結果である。

 若手はシャニマスに流れているのかもしれない……シャニマスも楽しいもんね。ちなみに、私は283プロでは摩美々さん推しである。

 765プロといえば、本日6/26(金)に星井美希さんの特別生配信が発表された。私は、これが、765プロのプロデューサーが増えるきっかけになってくれることを祈っている。美希さん頑張れ!

  一方で、歳は重ねるものである、という観点から考えると、10代の減少に伴い、その分、20代の割合が増えると思われるが、だがしかし、実はそんなことはなく、20代の割合は0.7%と微増に留まっている。

 これは、20代は、成人や就職など、人生の転機となるイベントがあり、それをきっかけにプロデューサーを卒業する人が少なからずいるから、と推定される。私はいくつになっても好きは貫き通したほうが良いと思う派なので、とてももったいないことのように思う。

 当然のように30代も20代と同様、30歳という節目にプロデューサーを卒業する人が一定数いると考えられる。結婚したり、子供が生まれたり、30代は人生のイベントが多いお年頃でもある。

 しかい、40代は増加傾向にある。これは、30代でプロデューサーを辞めずに続けて来た人のプライドの表れかもしれない。もうこの年齢になると、年齢を気にせず自らのプロデューサー道を突っ走る覚悟ができているんだろう。私もそうありたい。

  50代以上については、私にとっては憧れの存在であり、先輩の背中を追う立場としては、これからも元気に、みんなのお手本として、あるべき姿を示し続けて欲しい。

 

 以上、ただ単に勢いでまとめた拙い文章にお付き合い頂きありがとうござim@s

 

 アイマス最高!! 祝!15周年♪

 

<おまけ>

 おまけデータとして、Table2に、ミリシタ、シャニマスおよびデレステの年齢構成を示す。

Table2 ミリシタ、シャニマスおよびデレステの年齢構成比較

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 Table2より、シャニマスデレステは20代の割合が約60%と多く、ミリシタは40代の割合が、他の二つのコンテンツに比べて、倍近いことが分かる。

 ミリシタにはASメンバーのプロデューサーも多くいるので、40代のプロデューサー達が15年前は20代だったことを考えると、ごく当たり前の結果かもしれない。

 しかし、言い換えると、アイマスがそれだけ長く愛され続けているコンテンツであることの証である。これからも、アイマスが世代を超えて楽しめるコンテンツに育ってくれることを願いつつ、末永く楽しんでいきたい。

 

これからもアイマスですよ! アイマスー♪



 

私のおすすめアニメ <SF・ファンタジー編>

1.背景

 2007年にiPhoneが発売されて以降、世の中にスマホが爆発的に普及することにより、私たちは今まで以上に、時間や場所に縛られず、思うままに自分の好きなコンテンツにアクセスできるようになりました。

  私について言えば、つい最近まではDVDレンタルでアニメ鑑賞することもありましたが、近所のTSUTAYAが閉店したことをきっかけに、アニメ鑑賞は配信オンリーになりました。

  ただ、膨大なアニメ作品群のなかから、お気に入りのアニメを見つけるのに苦労しています。おそらく皆さんも同じような苦労をされているのではないでしょうか?

  特に、最近の外出自粛をきっかけに、配信で何かのアニメ作品に触れ、これから色々な作品を楽しもうと思っている方々にとって、何の道しるべもないままに、過去作品まで含めたアニメ作品の大海原を探索するのはとても大変なことだと思います。

  もちろん、配信サイトにはオススメ機能や作品紹介はありますが、それだけを頼りに自分の好きそうな作品や見てみたいと思える作品を見つけるのはなかなか難しいと思います。それはとても労力が必要な作業ですし、意外と時間もかかってしまい、結局、見たことのあるお気に入りの作品の再視聴になってしまう...なんてことも多いのではないでしょうか?

  そんなとき頼りになるのは、書評に代表されるような作品レビューですが、アニメ作品はポップカルチャーであり、その名の通り、流行が過ぎれば泡のように消えてしまう面もあるため、過去作品も含めてアニメ作品を網羅的に取り上げている書評的な媒体は思い当たりません。私の知る限り、定期的に幅広く作品レビューをされているのは、アニメ評論家の藤津亮太さんくらいではないかと思います。

  そこで、まずはリストだけでも参考になると思いますので、私がこれまでに見てきたアニメ作品の中から、見てよかった、面白かった、また見たいと思う作品を示します。

  今後は、リスト化したアニメ作品の中から、特に思い入れのある作品を選んでレビューを書いていきたいと思います。また、リスト自体も、随時メンテナンスしながら、おすすめのアニメ作品を増やしていきたいと思います。

  これから色々なアニメ作品に触れようとしているあなたにとって、見てよかった、面白かったと思えるアニメ体験を少しでも増やせるお手伝いができれば幸いです。

 

2.おすすめリスト

 数あるアニメ作品をジャンル別に分類するのはなかなか難しい作業ですが、まずは 、個人的にも思い入れがある、<SF・ファンタジー>作品のリストを示します。

 アニメ作品のカテゴライズについては、広く推奨される分類方法が確立されていませんので、これをテーマとして取り上げて考察してみるのも面白いかもしれませんね。

 

<SF・ファンタジー作品>

ロードス島戦記(1991年、OVA

ソードアート・オンライン(2012年)

ソードアート・オンラインⅡ(2014年)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2015年)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ(2019年)

赤髪の白雪姫(1stシーズン:2015年、2ndシーズン:2016年)

灰と幻想のグリムガル(2016年)

・この素晴らしき世界に祝福を!(2016年)

・この素晴らしき世界に祝福を!!(2017年)

Re:ゼロから始める異世界生活(2016年)

幼女戦記(2017年)

盾の勇者の成り上がり(2019年)

異世界かるてっと(2019年)

異世界かるてっと2(2020年)

・GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(2015年)

とある科学の超電磁砲(2009年)

とある科学の超電磁砲S(2013年)

涼宮ハルヒの憂鬱(2006年)

星界の紋章(1999年)

星界の戦記(2000年)

星界の断章(2000年)

星界の戦記Ⅱ(2001年)

星界の戦記Ⅲ(2005年、OVA

プラネテス(2003年)

魔法科高校の劣等生(2014年)

・蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-(2013年)

カウボーイビバップ(1998年)

 

 

 

『選択するストレス』について

1.背景

 最近、私の敬愛する、とある声優さんが『選択するのがストレス』というテーマについてつぶやかれていました。「選択」については個人的にもとても興味があり、日々無駄な選択をして疲弊しないように心がけているテーマですので、この機にしっかり便乗していきたいと思います♪

 

2.選択するということ

 どんな些細な選択であっても、何かを選ぶという行為は頭のエネルギーを使う行為であり、自分でも気が付かないうちに疲れてしまっていることがあります。

 今日はどんな服を着ようか?お昼ごはんには何を食べようか?など、私たちは、平穏な日常生活を送るだけでも、細かな数多くの選択をして過ごしています。

 しかし、特にこだわりがない事に対して、わずかでも自分の貴重なエネルギーや時間を費やして選択をしなければならないことは、私にとって苦痛でしかありません。

 だからこそ、こだわらなくても良い事には無駄なエネルギーは使わず、自分のしたいこと、すべきことに、限りあるエネルギーと時間を使いたいと常々思っています。

3.実践していること

 以下に、私が日々、無駄な選択をしないために実践していることを、箇条書きにまとめておきます。ご笑納下さいw

 

 ・服はユニクロが基本

 ・服のセンスは「服を着るならこんなふうに」が頼みの綱

 ・平日はスーツ、休日は白シャツ&Gパンorチノパン

 ・頭は丸刈り(週1回、自分で散髪)

 ・靴はお気に入りのブランドでちょっと贅沢(Clarksが好き)

 ・朝ごはん:バナナ&ヨーグルト

 ・平日の昼ご飯&夕ご飯:会社の食堂(定番の日替わりメニュー...選ばない)

 ・休日の昼ご飯:白ご飯&ご飯のお供&インスタント味噌汁...なければカップめん

 ・休日の夕ご飯:家族と一緒

 ・「ケ」の食事は食べられれば何でもOK。お惣菜上等!レンチンで十分♪

 ・「ハレ」の食事は思いっきり贅沢に♪ 外食大好き♪

 ・平日だけでなく、休日もしっかりスケジュール管理

 ・可能な限り、決まった時間に決まった作業

 ・自分の事は自分でやる(他人に依存しない)

 

 日々、上記内容の実践を心がけ、可能な限り選択を減らし、好きなことに集中できるエネルギーと時間の捻出に努めています...その大半をゲームとアニメに有効利用していますw

 改めて考えてみると、やれる事は自分でやる、そのためにやれることを増やしておく、ということが、無駄な選択をしないための基盤なのかもしれません。

 

 

 

私と相馬夏美さん ーなぜ相馬夏美さんなのか?-

1.背景

 現在開催中のデレステイベント「LIVE Groove Vocal burst」を走っていて、なぜかPa Groove になる機会が多く(それはたぶん私の気のせいです...)、Pa Groove は現在育成中の相馬夏美さんをセンターにしたユニット編成でプレイしているので、必然的に相馬夏美さんにお目にかかる機会が多くなります。

 そんなあるとき、ふと「なんで相馬夏美さんなんだろうか?他にもアイドルは大勢いるのに...」と思うことがありました。

 ちょうど良い機会ですので、担当アイドルと自分自身の好みについて、ちょっと考えをめぐらせてみたいと思います。

 

2.私の好み

 私の好みについては、基本的にはどうでも良い事ですが、相馬夏美さんのキャラクター性と合わせて考える上では外せない要素ですので、ここに私の好みをさらしておきます。

 私は、黒髪のお姉さんが大好きです。黒髪のスタイルについては、ロングはちょっと重めな感じがするし、ショートやボブはちょっと活発な感じがするので、なんでも中庸が好きな私はミディアムスタイルが大大好きです。

 

3.オンリーワンな相馬夏美さん

 先に示した、割とどうでもいい、私の好みに合った黒髪のお姉さんアイドルを探すため、デレステに登場するアイドルを大人アイドル(ここでは20歳以上を大人アイドルと定義します)と黒髪アイドルに分類してみました。

 ちなみに髪の色分けについてですが、私が微妙な色の違いを見分けるのが苦手なため、非常に主観的な分類になっていますので、その旨、ご了承下さい。

 Table1に、大人アイドルの割合と黒髪アイドルの割合を示します。

 Table1より、Co属性に、大人アイドル、および黒髪アイドルが多いことが分かります。もしかしたら、このことは、Co属性の根強い人気の要因のひとつかも知れません。

 Table1の結果から、大人アイドル、および黒髪アイドルは、20%~30%程度の割合で存在していることが分かります。

 

Table1 大人アイドルの割合と黒髪アイドルの割合

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 次に、自分の好みに合わせて、大人かつ黒髪なアイドルをピックアップした結果をTable2に示します。

  Table2より、大人、黒髪、ミディアムの3条件を満たすアイドルは、Pa属性の相馬夏美さんだけであることが分かります。

 つまり、デレステに登場する190名のアイドルの中でも、私の好みのど真ん中である、大人で、黒髪で、しかもミディアム、という私的な3種の神器を備えたアイドルは、相馬夏美さんだけだった、ということになります。

 

Table2 大人かつ黒髪なアイドルの一覧

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 そう考えると、数多いアイドルの中に、自分自身の好みのど真ん中がいるっていうのはホントに奇跡的な出会いだったんだなと思います。

  以上、私が相馬夏美さんを推す理由でした。

  みなさんも、一度、なぜその担当を選んだのか?偶然とも思える担当との出会いを考える上で、自分自身の好みから向き合ってみると、意外と楽しいかもしれません...よ。

 

なぜPa属性はシンデレラガール総選挙で苦戦するのか?<その5:完>

 

1.振り返り

  現在、Pa属性がシンデレラガール総選挙で苦戦する理由として、「他の属性に比べて認知度が低いため」と仮定し、その検証を進めています。

 先回、<その4>では、ライブイベントにスポットを当てて、考察を進めてきました。そして、1st~7thLIVEの出演回数と総選挙で総合10位以内に入賞した回数の関係から、各属性の特徴を明確にし、Pa属性の総選挙活動は、ただ単にシンデレラガールという高みを目指すのではなく、他の目的を持った選挙活動が行われているのでは?という示唆を得ました。

 そこで今回は、Pa属性のシンデレラガール総選挙における活動方針に関して、考察を進めていきたいと思います。

 ちなみに、私は第7回シンデレラガール総選挙から参加している「デレステ」勢の北条加蓮さん・神谷奈緒さん担当プロデューサーです。

 

2.Pa属性のシンデレラガール総選挙における活動方針に関する考察

 Fig.1に、<その4>で示したグラフに、情報を新たに追記したグラフを示します。

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Fig.1 1st~7thLIVEの出演回数とシンデレラガール総選挙総合10位以内の入賞回数の関係

 

 今回、各マーカーが示すアイドル情報に加えて、「シンデレラガールへのボーダーライン」という赤点線を、総合10位以内の入賞回数1回のラインに追記しました。

 これは、「総合10位以内の入賞回数が1回を超えているかどうか」が、シンデレラガールを目指して総選挙活動を行っていることを判断する目安になる、と考えたためです。

 実際、どの属性においても、総合10位以内の入賞回数1回の壁を超えられないアイドルは、それ以降、どんなにライブへの出演回数が増えても、再び、総合10位以内の入賞圏内に戻ってくる事はありません。

 このことから、総合10位以内の入賞回数1回を超えることは、まさしくシンデレラガールへのボーダーラインになっていると言えます。

 また、総合10位以内に入賞したボイス未実装のアイドルについては、100%の確立でボイス実装されていることが分かります。

 つまり、ライブの出演回数に関係なく総合10位以内の入賞回数1回のボーダーライン上に留まっているということは、シンデレラガールを目指していたのではなく、まずはボイス実装を目指していた、ということになります。

 Pa属性の場合に限定しても、総合10位以内に入賞した経験のあるアイドルを見てみると、入賞後にボイス実装されているアイドルがほとんどであり、その後、入賞圏内への返り咲きも見られないことから、ボイス実装を主目的にしていたことが分かります。

 したがって、Pa属性はシンデレラガール総選挙で苦戦していたのではなく、これまでのシンデレラガール総選挙では、シンデレラガールを本気で獲りにきているアイドルは少数派、本田未央さんただ一人であった、ということになります。

 つまり、Pa属性の場合、既に人気キャラクターへのボイス実装率が高く、ソロ曲の実装待ちの状態ではあっても、全体曲やユニッ楽曲への参加条件が整っていることで、他の属性に比べて、シンデレラガール総選挙に対するモチベーションが低かったのではないか?と考えられます。

 最後に、今回、Pa属性のアイドルを調べていく上で、Pa属性のアイドルの特徴が垣間見えた気がします。Pa属性のアイドルには、スーパーサブ的なポジションや、わが道を行くキャラが多く、そもそもナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンを目指してるアイドルが多い印象を受けました。

 

 「己の信じる道を行く...それがPa道♪」

 

 こうした状況下で、第9回シンデレラガール総選挙において、高森藍子さんが総合6位に入賞し、新たにボーダーライン上に上がってきたことは、第10回シンデレラガール総選挙の動向を考える上で、とても興味深い検討材料になると思います。

 

3.まとめ

 以下に、これまでの考察結果をまとめます。

(1)属性に関わらず、総合10位以内の入賞回数1回の壁を超えられないアイドルは、それ以降、どんなにライブへの出演回数が増えても、再び、総合10位以内の入賞圏内に戻ってくる事はない。したがって、総合10位以内の入賞回数1回を超えることは、シンデレラガールへのボーダーラインになっている。

(2)総合10位以内に入賞したボイス未実装のアイドルは、確実にボイス実装されている。つまり、ライブの出演回数に関係なく、総合10位以内の入賞回数1回のボーダーライン上に留まっているということは、シンデレラガールを目指していたのではなく、ボイス実装を目指していたといえる。 

(3)Pa属性は、人気キャラクターへのボイス実装率が高く、他の属性に比べて、シンデレラガール総選挙に対するモチベーションが低かった。また、Pa属性の特徴として、オンリーワンを目指してるアイドルが多く、シンデレラガールを本気で獲りにきているアイドルが少数派であったことから、苦戦しているように見えた。

 以上が、私の考える「なぜPa属性がシンデレラガール総選挙で苦戦するのか?」の理由になります。

 ただし、第9回シンデレラガール総選挙では、高森藍子さんが総合6位に入賞しており、潮目が変わりつつあります。最後に、第10回シンデレラガール総選挙の予想をして終わりにしたいと思います。

 

4.第10回シンデレラガール総選挙に向けて

 第9回シンデレラガール総選挙で、シンデレラガールの栄冠に輝いた北条加蓮さんを除いた上位5位のメンバー(鷺沢文香さん、一ノ瀬志希さん、神谷奈緒さん、高垣楓さん、高森藍子さん)は、次回も、やはり強いと思います。

 特に、既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回、この考察を進めてきて、鷺沢文香さんと高垣楓さんのお二人は、規格外の存在感を放っていました。

 そんな激戦が予想される中、個人的な注目枠としては、城ヶ崎美嘉さんを推しておきたいと思います。

 また、次回は第10回開催ということで、第7回開催の安部菜々さんのように、十時愛梨さんにブーストが掛かる可能性もありますので、とときんPの活動や周囲の盛り上がりを注視する必要があります。

 ただし、コツコツと実績を積み上げてきた苦労人である安部菜々さんの時とは異なり、これまでに築き上げてきた実績の乏しいところが十時愛梨さんの弱点でもあります。

 また、十時愛梨さんの動向に注目が集まると、初のシンデレラガール2冠の栄誉が付いてくることになります。そんな状況を他の担当Pが黙って見ている訳もありません。歴代シンデレラガールの各陣営が、2冠をねらって動き出すかもしれない...そう考えると来年の総選挙が今からとても楽しみです。特に、高垣楓さん陣営の第9回シンデレラガール総選挙での動向は、2冠を狙っての布石とも考えられるため、これからも目が離せません。

 

 これまで、思いつきと勢いのみのまとまりのない文章にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。第10回シンデレラガール総選挙に向けて、みなさんが、少しでも楽しく1年間の準備期間過ごして頂けるきっかけになれば幸いです。

 祝!アイマス15周年!!!!! アイマス最高♪